近江牛のこと

牛肉はなぜ高いのか

こんにちは、橋場牧場の嫁です。
現在牧場で牛の世話のお手伝いをしながら、空いた時間はお肉屋さんへ勉強のために働きに行っています。

さて、先日ご来店いただいたお客様に
「近江牛って美味しいけど高いわよね」と言われてしまいました。

そうなんです。
近江牛って高いんですよね。

じゃあなぜ高いかというと
・肥育日数の長さ
・肥育日数にかかる餌代
・子牛の価格の高騰
の3つが挙げられます。

だいたいスーパーを見ても鶏肉モモは100g98円とか
豚肉バラは100g180円とか、豚ロースで200円くらい
ところが、近江牛は赤みの部位でも100g1100円とかになるんです。
ステーキとして使われるサーロインだと100g2000近く、ヒレの中で一番柔らかいと言われるシャトーブリアンなんかは3000円以上のところがあったりします。

鶏と比べると10倍もあるんですよね。
その価格の差はどこから生まれるのかというと、
肉としての出荷するまでの期間が大きく関係しています。

鶏は卵から生まれて約60日後には肉として出荷されます。
以前知り合いになった鶏屋さんも「生まれて2週間くらいで中学生くらいになるよー」と言っていました。
出荷時の体重はだいたい3キロぐらいだそうです。

豚は生まれて6ヶ月程度で出荷され、だいたい100キロ程度になるそうです。

対して、牛は生まれてから30ヶ月、だいたい2年半ほどで出荷となります。
出荷時の体重が近江牛などの黒毛和牛のメスで700キロ〜800キロ、去勢で900キロ程度となります。
F1と呼ばれる交雑種の牛(スーパーで国産牛・交雑種と書かれているものです)はさらに大きく1000キロ以上になります。

鶏も、豚もですがそこから、血や皮や骨が取られて肉になりますので、
その分の重量が減っていきます。

また牛はゆっくり大きく育つのでその期間の餌のコストや、飼育にお金がかかる=牛は高値になるのです。
最近では以前にも書いた子牛の値段の高騰も価格に少しながら関わってきています。
(といっても、肉になった時の値上がり率は微々たるものです)

確かに買いやすいのは鶏肉ですが、豚肉にも牛肉にも他に変えられない美味しさがありますよね、、
毎日とは言えませんがぜひたまには美味しい牛肉を食べていただきたいなと思う嫁なのです。

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