近江牛について

投稿日: カテゴリー: 近江牛のこと

「近江牛」と聞いてみなさんはどんなイメージを持たれるでしょうか。
高級牛肉、ブランド牛、黒毛和牛、A5の肉、滋賀県の特産品などなど、、、、

私も京都出身なのですが、夫と結婚するまで「近江牛=滋賀の牛」というイメージしかありませんでした。

松坂の牛だから松坂牛、神戸の牛だから神戸牛、米沢の牛だから米沢牛
確かにその通りではあるのですが、実は各ブランド牛には個々に決まりがあり、その基準に達した牛がブランド牛と名乗ることができるのです。

近江牛の定義(決まり)はというと、
“県内で最も長く肥育された黒毛和種”と決まっています。
つまり、子牛から出荷されるまでに一番長く滋賀県で肥育された黒毛和種なら「近江牛」
最初は違う県で育ち大きくなり、出荷前に滋賀県で少し肥育された黒毛和種は「黒毛和牛」
滋賀県内で一番長く肥育されても、黒毛和種以外の和牛(褐色和種、日本短角和種、無角和種)は「国産和牛」
滋賀県内で一番長く肥育されて、和牛以外のホルスタイン種、交雑種(F1)は「国産牛」
となります。

近江牛は”県内で最も長く肥育された黒毛和種”と書きましたが、
例えば、私ども橋場牧場では、主に生後7〜8ヶ月くらいの黒毛和種の子牛を九州から購入して、
その後出荷するまで約2年ほど牧場で肥育を行います。
その場合、九州にいた期間より滋賀(牧場)で育てた期間の方が長いので「近江牛」となるのです。

橋場牧場がある近江八幡市安土という場所は現在でも30軒ほどの畜産農家がありその中に近江牛を育てている牧場が並んでいます。
橋場牧場では現在約200頭の近江牛を肥育していますが、もっと大きい牧場も沢山あり、1000頭以上を肥育されている牧場も!
その全てが「近江牛」となるのです。

テレビでグルメリポーターが「このA5ランクのお肉は口の中でとろける〜」と表現することがあると思いますが、
よく高級焼肉店やレストランではA5、A4ランクという表現をした牛肉が出てきます。

近江牛でも、認定要件を満たした特に肉質の良いA5、A4、B5、B4ランクの近江牛肉には「近江牛」生産・推進協議会より認定証が発行され、”認定近江牛”として取り扱われます。

ではその肉質の良いA5やA4などはどうやって決まっているのでしょうか?
そのあたりの詳しくはまた次回、、

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